業務用機器に求められる物は先ず
壊れない、頑丈である事
ノイズに強く、大音量が出せる事
これらです。
レコードプレーヤーなら、
多少レコードのソリや傷が有ろうとも
電源電圧が低かろうとも
その他諸条件が悪かろうとも
音が出る、出せる
ですね。
そして、
消耗パーツを交換することにより
初期性能を維持する。
ここに、お金がかかっても気にしない。
だって業務用だもん!
俺の金じゃないもん!(笑)
音質は洋の東西を問わず
スタジオ機材は『真面目』で
『素材のクオリティをそのまま』
を基調としています。
※ですが、レーベルによってナチュラルが違うので
「複数の素材そのままの再生機器」が存在します。
また、再生音を
放送局基準に合致させようとすると
どのメーカーも
アナウンサーの朗読ぽくなる
のは興味深いです・・・
簡単に言えば
感情に富んだラジオドラマが
アナウンサーの読む朗読調(ニュースの読み上げ)
になる。
そんな感じです。
でも、そんな喜怒哀楽を抑えた表現が良い!
好きだ!と感じる日本人には
良い音だ!との評価をされる事も多いと感じます。
これに対して
ライブなどの現場は
『行け行けドンドン』
『音飛び重視!』
の路線ですね。
JBL、アルテック、EV・・・
どのメーカーも特色を残しながら
民生用と業務用はその表現が違いますね。
そんなイケイケどんどんとは
真反対を向いていると思われるのが
B&W ・・・
ダイヤトーンの現行品が無い今となっては
昔のダイヤトーン・ファンは
B&W 一択でしょうか?
レコードプレーヤーの
ガラード301に
デッカのカートリッジと
トーンアームの組み合わせは
真面目なジョンブル。
日本で根強い人気があるのも頷けます。
ちょっと脱線。
洋の東西を問わず
ロックやポップス
及びPA を使った
ライブ音源DVD 等が
お好きな方へ
騙されたと思って
JBL やエレクトロボイス
YAMAHA等のPAスピーカー、
それもアンプ内蔵の
パワードモデルを聴いてみてください。
サウンドハウスさん等で
えっ?!と思われるお値段で
買えてしまいます。
選び方のこつは、
お気に入りのアーティストさんが
ライブで使っているスピーカーと
同じメーカーを選ぶこと
これです。
ウーファーのサイズは最低でも30cm
可能なら、38cm モデルを選んでみて下さい。
小口径スピーカーでは得られない
満足感がそこにはあるでしょう
特に今は小口径複数ウーファーが流行りですから。
その2へ続く
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