プリ部分もパワー部分もトラブルをかかえていました。
けっこうな数のトランジスタとコンデンサを交換しました。
【豆知識】
コンデンサやトランジスタをその状態に関わらず、
全交換される修理屋さんがいらっしゃいます。
欧米物でそれをされると困ってしまいますが
当時の国産アンプの修理に関しては
ベストだと思います。
もとい、
ボリュームをはじめロータリーSWや各SWをクリーニングしてあります。
※ここを接点復活剤でスプレーして・・・おすすめしませんよ。
レコード再生もばっちりです。
そしてありがたい事にこのモデルは「tuner」入力にボリュームがついています。
CDプレーヤーをおつなぎの場合はこの「tuner」でお使いください。
そしてこの入力ボリュームを少し絞ってください。
※時計回りに回し切ったところがMAXです。そこから反時計回りに回してください。
【ワンポイント・アドバイス】
ヴィンテージアンプにCDプレーヤーをつなぐと、
音が歪んでしまう時があります。
※又はメインボリュームを少しあげただけで十分な音量になってしまう・・・
フォノ入力と比べて、上げている量は少ないにもかかわらず・・・といった状況ですね。
理由は単純です。
CDプレーヤーからの出品レベルが高いからです。
CDプレーヤーが無かった時代のアンプは、
そんな高出力を受け取る様に設計されていません。
そんな時は
1: CDプレーヤー側に、出力レベル調整可能な端子(variable)がある場合。
これを調整して音量を絞ってお使いください。
2: アンプの入力に「入力レベル調整ボリューム」がある場合。
これをお使いください。
3: プレーヤー側とアンプ側、どちらにも調整用ボリュームがない・・・
そんな時は10dB減衰のRCAアダプターを使ってみてください。
今のところJVC -10dB減衰アダプターで検索すると出て来ます。
ヴィンテージアンプをお使いなら1つは持っといて損はしない品です。
ボリュームを使ったり、アダプター等を使ったりすると音が悪くなるんでしょ?
とお思いの方へ。
騙されたと思って一度やってみてください。
細部を見る事も大切ですが、全体のバランスを取る事が良い再生音への近道だと思います。
蛇足・・・
【良い音で音楽を聴きたい方へ】
ボリュームを9時の位置以上に上げられない・・・
すぐに音量が上がって使いづらい・・・
ごめんなさい。
その様なシステムは、
アンプのパワー
スピーカーの能率
お部屋の仕様
あなたの好きな音量
これらのバランスが崩れています。
バランスが崩れているシステムに、
接点やボリュームの悪影響を心配しても
意味がありません。
先ずはバランスを整えましょう。
それは、メインボリュームの位置が
10時から1時くらいの間で使える様にする
これです。^_^
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