アンプを修理に出す前に
お客様側でしていただけると
「ありがたいなぁ」
と思う事を書きます。
アンプを修理に出す・・・それは
●電源が入らない
●音が出ない
●プロテクションが働く
と言った分かりやすいものから
●電源を入れてスピーカーONにすると
スピーカーユニットが動く。
●スピーカーから ボリューム0でも
「チー」「サー」と音がする。
●時々、スピーカーから「ブツブツ」「バリバリ」が聞こえる。
まあこの様な時ですね。 先ずはご相談ください。
ほぼアンプのトラブルです。
今日の本題は
●音が出るが左右のスピーカーの音量に差がある
(どちらかが0でない事が多い)
●その症状が出たり出なかったりする
(症状が安定しない。日によって変わる)
●症状が出た時、接続ケーブルを抜き差しすると直る。
でも数日後に症状が出る
以上の様な時です。
この時、お使いのケーブルが柔らかく軽い物でしたら、
プリアンプやパワーアンプに原因がある可能性が高いです。
もし、『太い』『硬い』『重たい』等のケーブルをお使いでしたら、
先ずは同じプラグで線材が『軽くて柔らかい物』※と交換してみてください。
※この時、ショップ・オリジナルより、カナレやSONY、JVC などの量産普及品をおすすめします。
数日経って症状が出ないなら、問題はほぼ交換前のケーブルです。
アンプの可能性は激減します。
この手のトラブルの特徴としまして、
1: 『太い』『硬い』『重たい』ケーブルを使っている
2: ケーブルは購入後、10年以上経っている。アンプ類は15年以上前のモデル。
3: 大音量再生派
4: ケーブルの材料が単線(ムク線)
5: 銀ハンダ又は無鉛ハンダが使われている
以上が思い浮かびます。
上記の条件で1&2プラスもう一つ以上が該当するなら、そのトラブルはケーブルに原因があると思われます。
※ヴィンテージアンプをお使いならば、アンプの端子もダメージを受けていると思われます。
先ずは量産品の軽いケーブルに交換して様子を見てください。
そしてそれでも同様のトラブルがおこるようでしたら、ご相談ください。
お待ちしております。
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