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執筆者の写真幹雄 郷

Thorens TD520 オーバーホールその1

更新日:11月4日

修理前のチェックから。

全体的に汚れがこびり付いている・・・

ねっとりはしてないけど、煤けてる?


ダストカバーは軽い引っ掻き傷はあるものの、割れや欠けがない。


とてもありがたい。


今や綺麗なダストカバーは見つけるのが困難なのです。

これは後でクリーニング。


木製ケースもチェック。

経年の色褪せはあるものの、こちらも当て傷、突板の割れ等が無く、しっかりとクリーニングしてあげればグッドコンディション。


ワイヤーと板バネ・サスペンションもOK。


以前これの砲金製ターンテーブル・バージョンの修理を請け負った事がある。

その時はワイヤーのカシメが抜けていた・・・


プラッターの重量増に、ワイヤーとモーター(とクラッチ機構)が対処しきれていない感がある。


砲金モデルを使いたいなら、ESOS 機能を使わない方が良いと思います。


話しを元に戻して、


状態不明。電源が入らない・・・

だからだそうな。

そりゃそうだ。点検ケーブルが切られてる・・・何かに噛まれた?

修理する。もちろん絶縁チューブ処理。

ビニテで巻いたりしない(笑)


次は回転調整やストロボ発光等の基板をチェック

こちらは焦げやコンデンサの液漏れ、パターンの浮き、剥離、いもハン、ハンダ痩せ等をチェック。


分解しつつ、クリーニングして行く。

トーンアームもずず黒く汚れている・・・

サビをあちらこちらに見受けられる。

ケーブルやRCAピンプラグももちろんクリーニング。

試しに片方だけ磨いてみた。

大切なのは接点である内側。

もちろんクリーニング済み。


その2へ続く


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