作業内容1の続き
⚫︎制御基板のコンデンサ交換
⚫︎制御基盤のICの足、コネクターをクリーニング
組み付けチェックをしたら、
トーンアームのオートリフトが降りない・・・
電圧はかかってる
と言う事は
⚫︎オートリフト機構の電磁石コイル断線だろう・・・と。導通をみると???な数値。
仕方ない、解くかぁ・・・
注意深くコイルを解して行く事、巻き始めまで・・・
もうコイルが無くなるやん・・・まで解して、
やっと断線箇所を発見。
修正して、絶縁塗料を塗って、巻き戻し。
もちろん、適切なテンションで。
けっこう骨が折れました。
で、仮組して、動作チェック!
まだ何かおかしい・・・
⚫︎オートリフト機構のプッシュロッドのネジ破断。
見過ごしてたぁ
取り除き交換
Φ2mmの折れネジを取り除くのに一苦労・・・
しかし何故、このネジが破断するんだ?
⚫︎オートリフト・アーム側センサー、樹脂に割れあり。多分この部分はほとんどの個体で壊れてるはず・・・
この手の力がかかる場所は接着剤では保たないので、補強を入れて、溶かして修正。
実はここの調整に手間がかかる・・・
⚫︎木製ベース、チェックと全体のクリーニング
⚫︎ダストカバーの研磨& クリーニング
ビフォー
アフター
⚫︎ダストカバーのヒンジ、
幸いな事に壊れてはいないけど、サビが浮き始めている。サビとり、サビ止め代わりのオイル、余分なオイルの拭き取り。組み付け、開閉動作のチェック。
⚫︎ストロボ、全体に煤けている。
回転数チェックがよく見えない。(笑)
初め、ストロボランプが点灯してないのか?と思ったくらい。暗かった。
クリーニング
⚫︎インナー、アウタープラッター、共にクリーニング。
たまにプラッターの天板?部分まで、鏡面仕上げにされてる方が居てはるが、
あれって、どうなんだろ?
ツルツルのピカピカ って事は静止摩擦係数まで変わると思うのだが・・・
オリジナルがそうなら、そうするけど、
520はそうしない。
⚫︎プラッター軸と軸受、クリーニングと適切なオイルを注入
⚫︎ゴムマットのチェックとクリーニング
⚫︎ゴムベルト交換
と、その2はここまで。
以下その3へ続く
⚫︎プーリーのクリーニング、クラッチ機構の交換
⚫︎サスペンションの3点ワイヤーの調整
⚫︎トーンアームのクリーニング、配線と導通の確認。
⚫︎インサイドフォース・キャンセラーの糸、交換
⚫︎SMEのベースゴム、交換
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