面白い物が手に入ったのでお見せします。
1009をアメリカで売る為に作られた販売促進用の小冊子?と思われます。
時代は1963年ころ。
※Dual 社は旧西ドイツです。
トップページには
『(世のオーディオ好きは)オートチェンジャーから(音のいい)マニュアルプレーヤーに代わったのに、何を今更オートチェンジャーを薦めるのか?』
みたいな事が書いてあります。
そのまま現在でも通用する文句です、ハイ。
そして開いてみると、左手に
レコードを高く積んでる写真と共に
『オートでプロフェショナルなプレーヤー』と書いてあります。
そして興味深いのは右手のページ。
DUAL1009 を購入してくれたお客様からの手紙。
それも「以前使ってたターンテーブル(レコードプレーヤー)は何ですか?」との欄に
トーレンスTD124やガラード301・・・なんてのも見えます。
今でも人気のモデルからの買い替えがけっこうありますねぇ。
日本ではほとんど見ないRek o kut 社製からの乗り換え組も多いですね。
この後のモデル 1019 ではアメリカでベスト・バイ3年連続と言う、売れに売れた状況になるのですが・・・
その手前の1009 を
『さあーて、どうやってアメリカ人にうちの製品を売り込もうか?』
的なメーカーの心意気?野心?が満々な小冊子のご紹介でした。
DUAL 豆知識でした。
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