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執筆者の写真幹雄 郷

DUAL1009 promotional Booklet?

更新日:2020年10月21日


面白い物が手に入ったのでお見せします。


1009をアメリカで売る為に作られた販売促進用の小冊子?と思われます。

時代は1963年ころ。

※Dual 社は旧西ドイツです。


トップページには

『(世のオーディオ好きは)オートチェンジャーから(音のいい)マニュアルプレーヤーに代わったのに、何を今更オートチェンジャーを薦めるのか?』

みたいな事が書いてあります。


そのまま現在でも通用する文句です、ハイ。


そして開いてみると、左手に

レコードを高く積んでる写真と共に


『オートでプロフェショナルなプレーヤー』と書いてあります。




そして興味深いのは右手のページ。


DUAL1009 を購入してくれたお客様からの手紙。


それも「以前使ってたターンテーブル(レコードプレーヤー)は何ですか?」との欄に


トーレンスTD124やガラード301・・・なんてのも見えます。

今でも人気のモデルからの買い替えがけっこうありますねぇ。

日本ではほとんど見ないRek o kut 社製からの乗り換え組も多いですね。


この後のモデル 1019 ではアメリカでベスト・バイ3年連続と言う、売れに売れた状況になるのですが・・・


その手前の1009 を


『さあーて、どうやってアメリカ人にうちの製品を売り込もうか?』

的なメーカーの心意気?野心?が満々な小冊子のご紹介でした。

DUAL 豆知識でした。

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