Dual 1019 オーバーホール
やっと形になりました・・・ 最初はこんな感じでした。 一見綺麗に見えるも、ターンテーブルのゴムマットは剥がれ、裏側のオート機構も古くなったグリスで動作不良です。 パサパサ?になった接着剤を溶剤で溶かして、 ゴムマットの張替えに始まり、 古いグリスで固まってるオート機構を...
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やっと形になりました・・・ 最初はこんな感じでした。 一見綺麗に見えるも、ターンテーブルのゴムマットは剥がれ、裏側のオート機構も古くなったグリスで動作不良です。 パサパサ?になった接着剤を溶剤で溶かして、 ゴムマットの張替えに始まり、 古いグリスで固まってるオート機構を...
放送局等の送り出し系機器の特徴 スタジオ機材は『真面目』で 『素材のクオリティをそのまま』 を基調としています。 の続きです。 あの音楽性豊かな英国Quad でも 業務用の50Eは ちょっと畏った(かしこまった)表現。 スチューダーやルボックスもこの系列ですね。...
業務用機器に求められる物は先ず 壊れない、頑丈である事 ノイズに強く、大音量が出せる事 これらです。 レコードプレーヤーなら、 多少レコードのソリや傷が有ろうとも 電源電圧が低かろうとも その他諸条件が悪かろうとも 音が出る、出せる ですね。 そして、...
アメリカ物はアメリカ物として一括りにし難く よく言われる、西と東で違う 確かにそうですが、 『何系アメリカ人なのか?』にまで、 想いを馳せる事で、 その機械が出す音質、音像、表現等が イメージ出来ると思います。 先程のヴィンテージMcIntoshは、ゴードン・ガウ氏。...
【イタリア】 再びヨーロッパに戻り、イタリア物に参りましょう。 初期のSonus faberや、フランコ・セルブリン、unison Researchなどのイタリア物は 『ほれ、(私の)俺の唄を聴け!』 「そして共に唱え!』 的な、 スペックなぞ、さて置いて...
【USA】 次はアメリカン・ヴィンテージに 参りましょう。 トランジスタアンプは1970年半ばまで、 真空管アンプのヴィンテージで、 McIntoshやDynaco、Bogenでは 『JAZZバンドを自宅に』 どれもカブリツキな 立ち位置で音楽に 正対するのではなく...
オーディオ、国別ナチュラル 日本人の癖と好みはやりましたので 今回は海外編と参りましょう。 これから述べる各国の オーディオに対するイメージは 僕個人が感じた経験であり 異論やイレギュラーな製品は 有るかも知れません。 あしからずご了承下さい。 以下を読んでいただく事で、...
先ずは日本人のナチュラルから参りましょう。 3つあると考えています。 その1. 日本人のナチュラルはズバリ 『かぶりつきの美学』 高音楽器重視。 音の立ち上がり重視。 OFFマイク録音よりONマイク録音を好む。 理由は、 昔の日本人にとって音楽を聴く場所は、お座敷でした。...
長年オーディオをやっていて、 常々に思う 『良い音とは何か?』 『良い音がなぜ複数存在するのか?』 この問いに こう考えると良いのではないか? と思う答えが出たので 書いてみたいと思います。 ※以下の文章は昔のオーディオ機器への考察?と感想です。...
ここのところ連続でオーバーホールの依頼を頂いております、Dual 1229 です。 Dual のプレーヤーは、カートリッジが専用のカートリッジホルダーに取付けられております。 ●気軽にカートリッジを交換し、音と表現の違いを楽しめる ●針先の汚れ具合の確認とクリーニング容易...
ここのところ2台連続で、オーバホールの依頼をいただきました。 1229 はトーンアームの根本に「シングル」「マルチ」の切替えのあるモデルです。 オートチェンジャーでレコードを連続演奏すると、丸針の時はそんなに気にならなかった、レコードが重なる事に寄って発生するヴァーチカル・...
Altec Lansing A7を鳴らす。 このA7 以外にも 95dB/W/m を超えているような高能率スピーカーを 上手く鳴らすコツは、 W数は小さくとも、好みの表現のアンプを合わす事。 と言う訳で、お客様の好みをお聞きしておりましたので、Bogen...
Quad33 のチェック&テスト中です。 写真は置き場所が無くて、McIntoshのケースにヤドカリ状態のQuad33です。 一度は納品したのですが、どうもフォノカードのM1 の調子が悪い・・・ Quad に限らず、英国製のヴィンテージはハンダ痩せしてる物が多いですね。...
ヴィンテージ・オーディオと付き合って行く上で避けては通れない命題だと思います。 ではスペア機を持つと、何が有利なのか? 現在、入手が難しいパーツの保持、確保 これに尽きますね。 真空管やトランジスタ(選別されたFET系)、 ブロックコンデンサや...
修理上がりのアンプ達をお聴きください。 先ずはDynacoです。 真空管アンプはもちろん良いのですが、 トランジスタモデルも良い物が多いメーカーです。 そして日本では知名度が高くありません。 なのでお買得なモデルが多い、と言う事です。...
それは「モードセレクター」です。 「stereo」や「stereo rev」、「mono」は分かるけど、その他のモードは一体何? 何の為に使うの? と思っておられる方もいらっしゃるでしょう。 レコードが主たる音源だったその昔は、断線や接触不良が起こりました。...
簡単に挑戦出来るのが、 MCカートリッジからの脱却です。 何に変更するのが良いか? と申しますと、 MMカートリッジです。 何を今更、安価で音の悪いMMカートリッジに? とお思いでしょうが、 『我が家のMCカートリッジは ガツンとパンチ力のある再生音がしてるよ』...
Dual のプレーヤーをしっかりと受け止めてくれるアンプのご紹介。 きちんとメンテナンスをして、出来る限り元の音質と表現を失っていないアンプを、今後ラインナップして参ります。 先ずはMcIntosh のプリメインアンプから。...
修理依頼をいただきました、Quad33 が出来上がりました。 コンデンサのパンク、容量抜け等々 今回の物はスイッチの接点不良がひどく※、クリーニングに時間がかかりました。 手持ちのアンプQuad405 と、レコードプレーヤーのDual1009 を組み合わせての音出しです。...